22年前、キャンプ道具一式をバックパックに詰め込み、半年間オーストラリアとニュージーランドを旅しました。その時の旅の起点がシドニー。
バックパッカーが車を売り買いするマーケットがあるという情報を得て、スイス人から車を購入、ゴールドコーストやケアンズがある東海岸をキャンプしながらまわりましたが、その当時からどんな小さな町に行っても自然食品店やジュースバー、サラダバーがあり、オーガニックに関してはとても先進的でした。
その時代からどう変化したのか。
シドニーとメルボルンのオーガニック店を何店かまわりました。
シドニー ボンダイビーチ「アースフードストア」
シドニー サリーヒルズ「アバウトライフ」
メルボルン サウスバンク「ブロードビーン」
メルボルン サウスメルボルン「パッションフード」
感想
他の国と同じように、オーストラリアのオーガニック店も、昔ながらの手づくり感のある自然食品店と店舗デザインに力を入れている新しいオーガニックショップに2極化されています。ただ、オーガニック先進国といわれるオーストラリアに、アメリカの「ホールフーズ」や「トレーダー・ジョーズ」のようなチェーン店化している大型のオーガニック・スーパーマーケットはなく、それが意外でした。
「オーガニック」を謳っているカフェやマーケットは、とても多かったのですが。
それにしても、オーストラリアの物価は高い・・・。
はじめてシドニーを訪れてから、オーストラリアには毎年行っていましたが、いつのまにか物価が高くなったために足が遠のいていました。今回久しぶりに訪れて、また一層高くなった物価に驚きました。
これからの日本は、オーガニックプロダクツを、輸入ではなく輸出する時代なのかも知れません。