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ソウルオーガニック

韓国・ソウルのオーガニックを見てきました。
最初は漢南洞(ハンナムドン)にある「ローズ・ベーカリー」
今年2月には丸の内にもできたオーガニックカフェです。
ロンドン、パリ、ソウル、そして東京の4カ国で展開中。
東京よりも先にソウルのお店が開店しました。このことからもソウルは、オーガニックのニーズがあるだろうなと感じます。
お店はスタイリッシュなわりに、とても入りやすく明るいカフェです。
スタッフも元気で明るかった・・・。

次に訪れたのは、明洞(ミヨンドン)の明洞聖堂のすぐ近くにある「ハヌルタンムルポッ」。
韓国カトリック農民会が運営するオーガニックショップです。
ここは日本にもある自然食品店のような品揃えと雰囲気。
少し特殊な感じがするお店、韓国の有機農産物を支えてきてる!という感じです。

韓国のホールフーズとも言うべきお店「オルガ」。
ソウル市内に5つの直営店を持つオーガニックショップです。
とっても洗練されています。
商品もデザインに凝ったものが多く、アメリカと同様、このようなお店がソウルでも人気なようです。
敷居の高いオーガニックを、楽しくわくわくしながら買い物できる、そんなお店作りをしています。

学生街の新村(シンチョン)の「ラビングハット」。
世界中にあるベジタリアンレストランです。
なんだかファストフード店のような雰囲気ですが、ここはヴィーガンと呼ばれる肉、魚、卵、乳製品を摂らないディープなベジタリアン料理専門店です。
サンフランシスコでは、ベジタリアンやヴィーガンという表示を多く見かけましたが、新村の「ラビングハット」に多くの学生や欧米人が訪れていたのは、少し驚き。

最後は「ベジーホリック」。
弘大(ホンデ)にあります。
ヴィーガンスイーツやヴィーガンパンが楽しめるお店です。
ここのスイーツは美味しかった・・・。
明るくてとてもゆっくり過ごせるいいお店です。

 

 

ソウルでも「オーガニック」という言葉を多く見かけました。
ロンドンやサンフランシスコだけではなく、世界中で「オーガニック」の必要性が高まり、やさしい生き方としての共通語として「オーガニック」が広まればいいなと思います。

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ミッション・ドロレス・パーク


オーガニックが暮らしにどう取り入れられているかを知るためにサンフランシスコを訪問。その合間にサンフランシスコらしさ(多様性)を感じられるというミッション・ドロレス・パークを訪れました。

この写真は平日の夕方です。別にイベントがあるのではなく、みんなが思い思いに過ごしています。何も区別なく、すべての人が思い思いに。
多様な自由を感じる空間でした。

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ファーマーズマーケット

サンフランシスコでは3カ所のファーマーズマーケットに行きました。
特にバークレーのファーマーズマーケットは、1ブロックの規模ですがオールオーガニック。バークレーはアメリカでのオーガニック先進地。その理由はアリス・ウォーターズさんが30年以上も前にオープンしたオーガニックレストラン『シェ・パニース』にあると思います。その『シェ・パニース』で念願のオーガニックランチ。満席で1時間待ちでしたが、穏やかで素晴らしい料理。

20年近く有機農業の普及活動をしてきて、今、僕たちが思うのは、本当に普及させるには、農薬の恐さや有機農業の困難さを訴えるのではなく、わくわくするアプローチでオーガニックの良さを知ってもらうこと。伝える情報を変えていくべきだと思っています。

サンフランシスコで見たオーガニックは、みんな思い思いに楽しんでる印象でした。オーガニックはまだまだ楽しく広がっていくと確信しています。


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サンフランシスコ芸術大学

去年サンフランシスコを訪れた際、散歩中に偶然見つけたサンフランシスコ芸術大学(サンフランシスコ・アート・インスティテュート)があまりに素敵だったので、今年もう一度訪ねました。

学内を見せてもらい、学生に対して大切にしていることを聞き、とても印象に残っているのが、独自性(インディビジュアル)と多様性(ダイバーシティ)。大学はいろいろな人種を受け入れることや24時間オープンなキャンパスなど多様性を重視し、学生には独自性を重視して欲しいというコンセプト。独自性こそ価値という教育面での考え方は、ビジネス面でも共通していると嬉しく思いました。

翌日はサンフランシスコ芸術大学の寮や他のアートスクールも見学。
とても自由に溢れたキャンパス。 
どこも快く来訪者を迎えてくれました。

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野菜スイーツ

オーガニック野菜の新しい消費を考えるために、中目黒の野菜スイーツ専門店「ポタジエ」を訪問。とても人気のお店なんだと行って初めて知りました。ひっきりなしにお客様が来店。レジもずっと行列。しかも男性が多し!
いつも思うのは、新しい消費を創るためには素材力にフォーカスするのではなく、消費者が望んで購入する形を考えないといけないな、ということ。
その付加価値として素材力も訴求しなければと考えています。


鹿児島の畜産企業カミチクの一番新しい外食店舗、代々木の「丹田」もそれまでの4店舗とは形態を変えて運営されています。生産や卸の企業が、消費者に合わせてお店づくりをしている、それがカミチクの他にない価値。一人でも入りやすい居酒屋風ホルモン焼肉の「丹田代々木店」は、飾らない元気でおいしいお店です。

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島とうふ屋

仕事で奄美大島を訪れた際に、ウェブサイトの打ち合わせで島とうふ屋さんを訪問。
場所は空港から奄美市に向かう途中の道路沿い。
気をつけないと見落とすような看板。てか、見落としましたが・・・。
それでも、お店のたたずまいは緑に囲まれてとても素敵です。
インテリアも、なつかしい昭和の大衆食堂のイメージで楽しくなります。
とうふ料理も、これがまたおいしい!
お会いする前に、すでにお店や料理のコンセプトに感激してしまいました。

で、高野さんご夫妻の登場。
飾らずに、自分たちのできることや価値を追い求めていきたいという想いをお話しされてお店もお二人もいっぺんに好きになりました。

奄美大島・龍郷町の島とうふ屋さん、大好きな場所。
とてもおすすめです。

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ハイウェイテクノフェア

土木・建築用コンクリート製品製造インフラテックの技術開発部坂本さんから、高速道路用の製品をビッグサイトで開催されるハイウェイテクノフェアに出展したいので、一緒にブースを考えませんかというお話し。坂本さんのアイデアで高速道路の模型を中央に展示、そのまわりを製品で固めました。
坂本さんはプロダクトデザイナーなので、打ち合わせしていてもグラフィックとは違う立体的な意見が参考になり、とても楽しい仕事でした。

 

他には、プロデュースという視点で江東区三好の東京都現代美術館、新しくなった銀座三越、羽田新国際線ターミナルを観測。

東京都現代美術館は、隣の公園と連なる空間が気持ちよく、過ごしたくなる美術館という印象。展示も「今」の感覚があり、自然と建築とアートを同時に楽しんでもらおうというプロデュース感を感じました。

三越には、ファミリー、シニア、若い人達、すべての人達に楽しんでもらおうという新しいデパートの形を感じました。レストラン階の明るく開放的な空間と仕切りのない各フロアなど、とても現代的なプロデュースです。

羽田新国際線ターミナルにはとても強いプロデュース力を感じました。東京の文化を発信する際に、江戸をキーワードにするというアイデア。見込み客が誰かを深く考えてのことだと思いますが、結果的に国内のお客様もたくさん呼び込めています。空港に江戸を再現するという思い切ったアプローチは、良い結果を生んでいると思います。

 

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オーガニックフェスタ

今年で3回目のオーガニックフェスタ。
会場はドルフィンポート前のウォーターフロントパーク。
やっと雨無しの開催になりました。
オーガニックフェスタは有機農産物の生産や販売、食の提供、そしてエコにかかわる多くの人が集まるので、出展の仕方や出展者の雰囲気が多彩で独自です。そんな要素がこのイベントの魅力なのかもしれません。
11月28日(日)には甲突き川沿いライオンズ公園で、有機農産物の収穫祭「生命のまつり」も開催されます。「生命のまつり」は有機農家が中心となった昔から続いているイベントで、オーガニックフェスタ以上にマニアックでヘヴィー。なかなかおもしろい空間です。
門戸を広げた「オーガニックフェスタ」とディープな「生命のまつり」、この2つの自由なイベントが起点となって、常識にとらわれないオーガニックな活動が増えるといいなと思います。

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シーフードショー

7月21日から東京・ビッグサイトで開催のシーフードショーへ。
鹿児島からは漁連と東町漁協が参加。
2年おきに行っているのでシーフードショーが定点観測の場になっています。
今年感じたのは、今まではどこの企業や漁協、漁連が熱心に販促してるかだったのが、今ではどこの国が熱心?に変わってきている点。
一昨年、閑古鳥が鳴いていた中国も今年は元気に出展、韓国やタイもとても力を入れていました。
ただ、なかには出展しているだけという感じの国もあり、何をPRしてるのか分からない展示の仕方や熱心ではないスタッフ。行かされたんだなが伝わってきて、実はこれが勉強になりました。

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電子出版

iPadの発売前の4月22日、話題になっている電子書籍の今後を知るカンファレンスが、東京・九段下で開催されました。講演者は佐々木俊尚さん、林信行さん、湯川鶴章さんなど、活躍されているITライターの方たち。
出版の制作に関わる自分たちとしてもとても興味深い話題です。
みなさんが言ってたのは、今まで各メーカーが独自に電子出版に取り組んでいたけども、kindleやiPadの発売で今年がやっと電子出版元年だということ。
大昔、情報が石版から紙に移ったように、電子書籍は必ず利用されるだろうし、かといって紙の出版がなくなることもない、両方を補う形で提供されるだろうという話し。 

帰りに丸善丸の内店に寄り、松岡正剛さんプロデュースの松丸本舗を見てきました。知の巨人の頭の中のようなディスプレイ。系統的にまとめられた本を無造作に置くというおもしろいアイデアが印象的。
電子書籍の講演の後に紙の本を眺めると、これからは本自体を買いたくなるために、中身以外の要素、作品としての本作りが大切になるだろうなと感じます。本自体が魅力的になって購入したくなること、それがデジタルコンテンツとの差別化になるのでは、と丸善で思いました。
本を読みたいから買うという価値から、本そのものが欲しくなるような価値を創り出す時代になりそうです。

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