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東京舟旅

今年の4月から東京都が始めた実験クルーズ「東京舟旅」が、勝どきの前から乗船できるので「東京パノラマ周遊クルーズ」を選び、湾岸をまわってみました。

このクルーズの目的は、2020年に向けて、観光・交通手段の検討・検証らしく、乗船者にはアンケートを求められます。

https://www.suitown.jp

 

仕事場前の船着き場。

 

こんなノスタルジックな船。
「船旅」を「舟旅」としたのは、小池知事の意向らしいです。

 

渡されたアンケート。
自転車を同乗させて欲しいですか?という質問には、当然◎。

 

勝どきを出発。

 

レインボーブリッジを抜けて、

 

最初の船着き場、日の出桟橋。

 

次に天王洲ピア着。

 

天王洲では、T.Y.HARBORで食事。


天王洲にあった水上ハウス。
なんと宿泊施設ということでした。まだ認可が降りずに開業していないそうです。

天王洲の次はお台場海浜公園。

お台場から最終地の有明に向かう途中で、豊洲新市場。
この巨大な施設を見ると胸が痛みます・・・。

最終地有明。

湾岸のことをいろいろ教えてくれた女性操縦士の小山内さん。
お話し楽しかったです。

 

都が試験的に始めたクルーズは、思ったよりも小規模でほのぼのでした。
便数が少ないので勝どきに帰れず、ゆりかもめを使わないといけない湾岸舟旅でした。

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ナチュラル・プロダクツ・エキスポ

ロサンゼルスで開催された全米最大のナチュラルフードのエキスポは、明るくて個性的で、とても楽しめました。

どこもグラフィカルなディスプレイで、出展者も楽しんでいて、日本の展示会よりもマジメさや堅さがなく、カリフォルニアらしい感じです。
伝えるメッセージとディスプレイの統一感も、とても参考になりました。

多様性と個性とエンターテインメント性に溢れたこの展示会で、印象的だったのが、オーガニックとグルテンフリーの多さ。
もうオーガニックでなければビジネスにならないのでは、というぐらいの勢いでした。
グルテンフリーも多く、ドッグフードまでグルテンフリー。
先を行ってます・・・。


 

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ダナンの魅力

LCC香港エクスプレスのアジアバウンズ。
鹿児島発、香港経由、ベトナムダナン。
往復38,340円。

香港から2時間ほどで着くダナンは、ベトナム有数のビーチリゾート。
近くに世界遺産の街、ホイアンもあり、とても楽しめると思います。

最初は戸惑う、おびただしい数のバイクによる法規無視の交通事情と騒音に慣れれば、
ベトナムの人たちの日本人に近い感性に親しみも感じ、海ではサーフィンも盛んで、長期滞在の欧米人も多く、オーストラリア人経営のフォーの店、日本人経営のハンバーガーの店といった、わけのわからないコスモポリタンな風情も魅力です。

海沿いには建設中のホテルが限りなくあり、ダナンはこれからとても大きな観光地に発展しそうです。

国際線LCCで香港とダナンの両方が楽しめる鹿児島空港の価値を再認識しました。

 

 

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初Airbnb

年末のオーストラリアで、なかなかホテルが取れないので、思い切ってAirbnb(エアビーアンドビー)にしました。

ゴールドコーストとシドニーの2箇所。

写真はゴールドコースト。
高層マンションの1部屋です。

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写真はシドニー。
低層アパートメントの1部屋です。

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良い点
ホテルが無い地域にあったので、それこそ暮らすように宿泊できました。
現地感満載です。
もちろん、ホテルよりも安く宿泊できます。

 

うーんな点
ホテルほどしっかり清掃されてないところ。
タオル等が不足しているところ。
生活用品をある程度買わないといけなかったり・・・。

 

ホテルもエアビーアンドビーも、どちらも良さがあって
それを体験できただけでも良かったです。

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THE KITCHENS

オーストラリア、ゴールドコーストのショッピングモール「ロビーナタウンセンター」にできた「THE KITCHENS」

各店舗の発想がおもしろかった。

 

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オーストラリアカフェ

カフェがとても多いオーストラリア。
東京でも多くのカフェでオーストラリア独特のロングブラックやフラットホワイトが飲めます。「キャンバストーキョー(広尾)」「ミーズカフェ(銀座)」「バイロンベイ・コーヒー(大門)」「オールプレスエスプレッソ(清澄白河)」など、個性的なオーストラリアカフェスタイルが定着してきました。

シドニーには、サンフランシスコに劣らないカフェカルチャーがあります。
その中の特徴的な2店舗。
すごいカフェ体験です・・・。

 

シドニー発のウェアハウス感覚カフェ「Grounds」
カフェ、コンテポラリーレストラン、花屋、動物たちがいたりと開放的な空間に圧倒されます。

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クージービーチの遊び感覚満載のレストラン・カフェ「Coogee Pavilion」
スターバックスが撤退したと言われるオーストラリア。これほど自由な作りだとかなわないと思ってしまいます。


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番外編「Bills」
実は初めての「ビルズ」。いつも行列でなかなか行けなかったのですが、朝食では無く、夜に行きました。写真はフルーツブレッドというメニュー。チーズ、干しぶどうと共に食べます。その発想に驚き。しかもとても美味しい。

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ビオ セ ボン

麻布十番にオーガニックスーパー、ビオセボンがオープン。
国内のオーガニックが揃っていて、やっとこんなお店ができたと感動しました。

 

有機野菜だけでは無く有機乳製品やオーガニックビーフなども多彩に揃えてあり、
デリコーナー、イートインカウンター、ナッツ類のバルクコーナーも設置されています。数年後はこんなお店があたりまえになればいいけど。

 

鹿児島県も有機認証をがんばってきて良かった。
でも、鹿児島県有機農業協会には、農産物だけではなく水産、畜産の認証も進めて欲しいところです。

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香港チープトリップ

鹿児島発香港の航空路線に登場したLCCの香港エクスプレスでチープトリップを敢行。
香港往復航空運賃 13,300円。
ミシュランランチ 1,000円。
ミシュラン飲茶 1,000円
スターフェリーハーバーツアー 850円。
香港公園健康体操 0円。
LCCを使えばとてもコストパフォーマンスが高い旅ができます。

この旅でとても印象に残ったのが、
日曜日にセントラルに集まるフィリピン人の女性たち。
路上に段ボールを敷いて、一日中過ごしています。
9年前にもこの光景を見て衝撃を受けましたが、より増えていて高齢化しています。


フィリピンから香港にメイドとして出稼ぎに来て、休みの日にここで過ごすそうです。
フィリピンで住み込みのメイドさんの月収は、多くても1万円程度、それが香港では4万円ぐらいになると知りました。

フィリピンが抱える問題が垣間見えた香港チープトリップ。
少し考えさせられました。

 

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煎茶の可能性

鹿児島茶をアメリカに輸出するために活動している鹿児島県茶業会議所。
輸出拡大のために英語サイトの作成をというお話しがあり、打ち合わせを重ねていくうちに、僕自身も鹿児島茶輸出の可能性を知りたいと、オーストラリア・シドニーの緑茶市場を体験してきました。

 

見学先は、抹茶カフェやお茶の小売店、ティースタンドやスーパーなど。
シドニーでも日本食同様、抹茶はブーム。
しかし、煎茶の市場の方はまだまだという状況です。


ただ抹茶の市場も、日常に利用するものではなく、店舗で味わう限定的なものなので、煎茶は抹茶とは違う日常茶としてのアプローチができないかなと思います。

 

以下がシドニー緑茶市場体験記です。

 

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抹茶カフェ『Cre Asion』

抹茶で人気のお店と聞いて訪ねてみました。
途切れないお客さん、センスのいい店舗。
頼んだ抹茶ラテやほうじ茶ラテ、抹茶スイーツの美味しいこと!
驚きました。
どんな方がオーナーなのか聞いてみると、なんと日本人!
シドニーのお茶事情について、少しお話しをお聞きしました。

島根県松江出身のSASAKI YUさんは、5年前に抹茶カフェ『Cre Asion』をオープン。
元は料理人で、シドニーではレストランよりも始めやすいスイーツカフェを選んだそうです。抹茶に関しては、アメリカからのヘルシーブームを受けてシドニーでもブームだということです。煎茶に関しては、その旨みがまだまだ欧米人には理解しがたいかもしれない、ただ、自分も静岡のお茶屋さんから依頼を受けて、商品開発を進めている。
たとえば、煎茶+ゆずなどのフレーバーティーなど。
鹿児島茶のことも教えてください、いろいろな情報をオープンにしてオーストラリアに煎茶市場を創りましょう、協力しますと嬉しい話しでした。

SAKAKIさんは、店作りも味も商品デザインもとてもセンスある方で、考え方もオープンでした。お茶も、このようなアプローチならブランドになるんだと教えられました。

http://www.creasion.com.au

 

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お茶専門店『T2』

シドニーを歩いているだけで3店舗の『T2』を目にしました。
とてもカラフルでポップなお店です。
お茶の種類が豊富なだけでなく、いろいろなグッズも扱っていて
若い女性スタッフはが、そのグッズのデモをしてくれます。
「へぇー」というものが多く、お茶の情報発信基地のようです。

http://www.t2tea.com

 

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抹茶カフェ『Chanoma Cafe』

『Chanoma Cafe』は、シドニーでセルフ式ラーメンハウス『てんこもり』という大ヒット店を展開する日本食のアイズグループが、抹茶を主にした和カフェというコンセプトでオープンしたお店だそうです。
抹茶フロートや抹茶フラッペがメニューの主軸にあり、ここも若い人たちに人気のお店でした。メニューの中に煎茶を発見。オーダーしてみると『T2』の煎茶ティーバッグででてきました。

http://www.chanoma.com.au   

 

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台湾ティー専門店『GONG CHA』

台湾茶をベースにしたオーダードリンクメニューで人気の『ゴンチャ』
日本でも展開していて、全世界で800店舗を展開しているそうです。
頼んだ煎茶は、シロップも入っているので、日本の煎茶とは別物でした。

http://www.gongcha.co.jp

 

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アジア茶『CHATIME』

アジアのお茶と果物を主材料としたフレッシュドリンクを提供する『CHATIME』も、台湾発のドリンクショップです。カフェのように気軽にアジア茶をベースにしたコールドドリンクがオーダーできます。

http://chatime.com.au

 

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日本食カフェ『YAMA』

煎茶を出す和食屋さんがあるということで訪問しました。
シドニーの中心のクイーン・ビクトリア・ビルディングの中にあります。
メニューにはちゃんと煎茶が。
鉄製の急須で提供されました。
オーストラリアに来て、初めてのちゃんとした煎茶提供でした。

 

 

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緑茶販売『TAKA TEA』

唯一見つけた緑茶の小売店『TAKA TEA』。
店内には日本茶が多く陳列してあり、売れているのかな?と心配に・・・。
思い切ってインタビューしてみました。

経営されているのは香港の方。
開業してから10年ぐらい。日本茶、中国茶、紅茶を扱っていて、売上もそれぞれ三分の一ぐらいだそうです。意外に日本茶が売れていて驚き。
日本茶は年に1回、京都や静岡に仕入れに行かれているそうです。
鹿児島茶のことを話したら、ぜひ行きたい、情報をくださいとのことでした。
やはり日本茶の情報が少ないそうです。
最後に、中国人に対して冷たい煎茶に可能性があるか聞いてみました。
中国人は温かいものしか飲まないから厳しいということでした。
ただ、『GONG CHA』や『CHATIME』に多くの中国系の若い人たちが並んでいるのを見ると、変わってきているのではないかなと僕は思っています。

http://www.takateagarden.com.au

 

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スーパーマーケットで売られている煎茶たち

オーストラリアの代表的なスーパーマーケットを何店舗もまわって、煎茶を探してみました。そのパッケージの写真です。紅茶や他のアジア茶の中に埋もれていて、煎茶は苦戦しています。この中でいくら素材の良さをアピールしても届かないと思いました。

鹿児島茶輸出の戦略は、素材訴求ではなく、煎茶という飲みものが、いかに生活スタイルに価値をもたらすかというイノベーションを持ったアピールをしないと、時間がかかってしょうがないと思います。

 

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今回の視察中は、100円ショップ買ったボトルに、煎茶と水を加え、冷蔵庫で冷やした自家製『REICHA』を作って飲んでいました。やはり身体に合ってますね。

 

 

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ピクサーとトンコハウス

東京都現代美術館でピクサー展が開催されています。
銀座クリエイションギャラリーG8ではトンコハウス展がありました。


ピクサー展に感動しました。
映像で流れるインタビューで、それぞれが自分の役割の中で今までにないものを創ろうとしているのが伝わりました。
キャラクターのイラストも、すべてがアートでした。
世界中から才能を持った人たちが集まり、創造のために努力も時間もお金も惜しまない会社なんだと思いました。
ピクサー展は、現代アート展でした。


その素晴らしい会社を辞め、独立してトンコハウスを立ち上げた堤大介さんとロバート・コンドウさんのトークショーを聞きに行きました。

堤さんはピクサーでアートディレクターをされていて、在職中に有給を取り、アカデミー賞にノミネートされた「ダム・キーパー」をロバート・コンドウさんと作ります。

その「ダム・キーパー」を世界各地で上映し、子どもたちの質問に答える内に、堤さんは自分の中の何かが変わったといいます。


ピクサーは相変わらず素晴らしい会社で、何の不満もなかったけど、自分が変わってしまい、新しい道を歩むことになったといいます。

根底には、ずっとずっと「自分はアートで何がしたいのか?」という自問があったそうです。

ピクサー展とトンコハウス展、この2つの展示会で考えさせられました。
自由で成長をめざす世界最高水準の会社と、何も不満がなかったのに、そこを辞めて自分の手法で成長をめざす人たち。純粋に創造する会社を創ろう、純粋に創造する人生を送ろう。
この純粋さに心を打たれました。

ピクサーとトンコハウス、ありがとう。

 

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