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ニューヨークデリ

食の可能性を見つけるための8日間のニューヨーク滞在。

宿泊はマンハッタンを避け、対岸にあるニュージャージ州ニューポートのウェスティンホテル。 
ここから地下鉄でマンハッタン全域を見てまわりました。
今回は成田でグローバルデータのモバイルWi-Fiルーターをレンタル。
これでiPad2台、iPhone2台、iPod1台の計5台のモバイルネット環境が揃って、とっても便利でした。(ちなみに繋がるのは5台まで)レンタル料は 1日1,500円ですが、利用価値大。特にニューヨークのホテルは有線LANでも有料なので。

 

ニューヨークで感じた食の方向は、店内食。
特にホールフーズとディーン&デルーカは、スーパーマーケットを超え、本格的なデリ&店内食をめざしていました。デリの種類がとても豊富で、食事する席も数多く作ってあり、今までにない新しい取り組みで展開しています。
日本のスーパーではテイクアウトのためにデリに力を入れていますが、ホールフーズでは、そこで食事するためのデリという選択肢があり、それがとても新鮮な感覚でした。
なかでもユニオンスクエアのホールフーズは、1Fで選んで購入、2Fに用意された席で自由に食事ができるようになっていて、それがあたりまえになっています。
東京ミッドタウンのディーン&デルーカのようなイートインのスペースが、レストランやカフェとしてではなく、買い物と直接連携しています。

 

書店の今後も興味深かったので、大型書店バーンズ&ノーブルと独立系書店マクナリー・ジャクソン・ブックスを見てみました。で、両店ともあたりまえのようにカフェを併設。バーンズ&ノーブルはスターバックスが入っていて、マクナリー・ジャクソン・ブックスはメニューのほとんどがオーガニック素材というやさしいカフェです。両店ともただの書店ではなく快適な時間を過ごす空間というアプローチに力を入れている感じ。それともうひとつ興味深かったのが、バーンズ&ノーブルには電子書籍のハードとソフトのコーナーがあり、一方マクナリー・ジャクソン・ブックスの方には自費出版用の印刷機が置いてあったことです。大型書店と独立系書店の未来に対する考え方の違いが垣間見られ、おもしろかったです。

 

食に関して、ニューヨークはベンダーフーズ(屋台)も盛ん。
いろいろ写真を撮りましたが、その中でかわいい1軒。

 

ロウアーイーストサイド、ノリータのニューヨークらしいカフェ2軒。

 

ニューヨークで食以外に感じたこと。
それぞれの人たちの違いがありすぎて、差を気にしなくてもいい街。
多様な人たちが集まって独自の生活を表現しているところがニューヨークの魅力だと感じました。違いがあまり無い中では、逆に差が気になってしまう気がします。

セントラルパークの近くに15年以上住んでいる日本人の女性アーティストの方と話す機会があったので、どう違いますか?と聞くと、「日本に帰ると少し窮屈さを感じる」と話していました。

 

ジュリアード音楽院の前で撮った写真です。

 

 

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