エディブル・スクールヤード


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エディブル・スクールヤード=食べられる校庭

 

今回のアメリカ西海岸訪問の目的が、この「食べられる校庭」を見学することでした。

 

学校の場所は、サンフランシスコ・バークレー。
学校名は、マーティン・ルーサー・キング公立中学校。
バークレーのオーガニックレストラン「シェ・パニース」のオーナーシェフ、アリス・ウォーターズさんが、20年前に通りかかったこの学校の荒廃した姿にショックを受け、生徒たちが校庭で有機野菜を育て、食べられるプロジェクトを立ち上げました。

 

生徒が野菜を育てるスクールガーデンの姿はどうなってるのかを知りたくて、アポ無しで訪問。

 

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まったく荒廃の気配無し。
学校はとてもきれい。

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入口には差別を無くそうというメッセージが。
受付で見学させてほしいと申し込んだら、快くOK。

 

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手書きの農場案内も。

 

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質問に答えてくれたガーデンティーチャーのジェイソンとレイチェル。
日本でスタートしたいと伝えて、アドバイスをもらいました。

「小さく始めて、続けること」
「ボランティアでもいいから人を集めること」
「自分たちは20種類位育ててる」
「花も育てているが、育ったら生徒たちが売っている」
「育てて食べるまで、全てを体験。水についても勉強する。これからヤギを飼う予定」
「ベリーを、スナックに食べている」
「この学校だけでなくサンフランシスコ、リッチモンド、オークランドなどの学校でも同じ取り組みをしている」
「親や地域の人などボランティアを募集している」
「居心地のいいガーデンなので、ボランティアに来たがる人は結構多い」
「しっかり農業についての知識や経験のある人に十分な給料を払って雇うこと」
「農業についての知識も科学のクラスなどでしっかり学ぶ。例えば土壌についてなど」

 

 

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生徒は、外で食べることもあるそうです。

 

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農園に併設されているキッチンと食堂。

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 ここで先生による食の授業が行われていて、自分たちで料理もつくっていました。

 

エディブル・スクールヤードには、とても感動しました。
有機野菜の消費拡大には消費者教育が必要と言われていますが、こんなに素敵なオーガニック普及が、バークレーでは20年も前に行われています。
しかも、みんな楽しそうです。
この新しいアプローチが、広まればいいなと思います。


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